20日のニューヨーク原油先物市場で、5月物の原油が投げ売りされたことによって原油先物が史上初のマイナス価格となりました。
ひとりのトレーダーとしてこのニュースには衝撃を受けましたし、これからこの先、市場動向にもたらす原油の価格下落は気になるところです。
この出来事を忘れないように備忘録として残しておこうと思います。
原油先物価格がマイナスになるのは前代未聞
背景には需要激減と原油保管スペースの枯渇があります。原油先物価格がマイナス前代未聞の出来事でした。原油価格は20ドルあたりが底だという意見もありましたが、それでも原油の保管先がなくなることによってさらなる下落の可能性もありました。
今回暴落したのは5月物でしたが、今後も原油の保管先が解決できない場合は今後6月物の取引終了日にも同じようなことが起きるかもしれません。
上場投資信託が暴落!!
2020年4月22日、東京の原油上場投資信託は軒並みストップ安となりました。
原油すべてストップ安🛑 pic.twitter.com/qQKMmwFTAg
— いろは先生@FP (@iroha_fp) April 22, 2020
Twitterを巡回していると〇000万円単位で損失している人もいるようです。まさに人殺しですね…。
原油価格が下落することによってプラスに働く銘柄もある
原油価格が下がることで一般人からすればガソリンの価格が下がるということは分かる人も多いかと思います。車を利用する人にとっては嬉しいことですね。
しかし、それ以外にも原油価格が下落することによってメリットを受ける産業があります。
あくまで原油安が直接もたらすメリットを指しているだけですので、今後株価が上昇するであろう銘柄を紹介しているわけではありませんのでご注意ください。
自動車関連
ガソリン安から自動車メーカーにとってはプラスに働きます。自動車走行距離が増えるとタイヤ株へのメリットになります。
※トヨタ自動車【7203】や日産自動車【7201】、ブリジストン【5108】など
物流関連
燃料安による運送コストの減少によって、運送会社や陸運会社、航空会社の業績押上げ要因となります。
※日本航空(JAL)【9201】や日本通運【9062】、ヤマトホールディングス【9064】など
電力会社
発電用の重油価格の下落にもつながり、電力会社の業績にも追い風となります。
※東京電力HD【9501】など
その他、紙製品や食品トレーなどの容器を作成しているメーカーもコスト減となり業績上昇要因となります。日本製紙【3863】やエフピコ【7947】などが該当します。
さいごに
今回、原油先物価格がマイナスになった事実は変わりません。したがって、これから東京の原油上場投資信託をはじめとして日々大きな価格変動が起きる可能性は高いと思います。
わたしのようなトレード初心者は手を出すべきではありませんね。笑
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