- ストップ高・ストップ安の基本的な知識
- 連続ストップ高・ストップ安の最高記録は?
- 1日でストップ高とストップ安を記録した銘柄も
- 株式投資をおこなう際には値幅制限を知っておこう
- お金の相談・宣伝活動やってます!
こんにちは!
株価には値幅制限というものがありますがご存知でしょうか?いわゆるストップ高・ストップ安と言われるものです。
ストップ高・ストップ安は、日本の株式市場での特有の制度であり、急激な株価の変動により投資家に不測の大きな損害や混乱を与えないために設けられています。
今回は、この値幅制限をテーマにして話していきたいと思います!
ストップ高・ストップ安の基本的な知識
まずはストップ高とストップ安について基本的な部分を解説します。
ストップ高とか聞いたことあるけど、よくわかってないなぁ
値幅制限まで価格が上昇することを「ストップ高」と呼び、逆に値幅制限まで価格が下落することを「ストップ安」と呼びます。
値幅制限は適正な株価の形成と、不測の損害からの投資家を保護するという目的から制定されています。
なんとも日本らしい…
値幅制限表
値幅制限は前日の終値で制限値幅が決まっています。下表のとおりです。
基準値段(前日の終値) | 制限値幅 | 例 |
---|---|---|
100円未満 | 30円 | 50円→20-80円 |
100円以上200円未満 | 50円 | 130円→80-180円 |
200円以上500円未満 | 80円 | 300円→220-380円 |
500円以上700円未満 | 100円 | 600円→500-700円 |
700円以上1,000円未満 | 150円 | 700円→550-850円 |
1,000円以上1,500円未満 | 300円 | 1,300円→1,000-1,600円 |
1,500円以上2,000円未満 | 400円 | 1,800円→1,400-2,200円 |
2,000円以上3,000円未満 | 500円 | 2,800円→2,300-3,200円 |
3,000円以上5,000円未満 | 700円 | 3,500円→2,800-4,200円 |
5,000円以上7,000円未満 | 1000円 | 5,800円→4,800-6,800円 |
以下省略
すべて覚える必要はないと思いますが、株価によって値幅制限が切り替わることは抑えておきましょう!
連続ストップ高・ストップ安の最高記録は?
気になるところですが、ストップ高・ストップ安の連続記録を調べてみました!
連続ストップ高の日本最高記録を持っているのはフィスコ<3087>です。なんと連続18日という記録です。びっくりですよね。
これはチョウ・ヒジュン氏による大量買いによって起きました。
逆に、不名誉ですが連続ストップ安の日本最高記録を持っているのは光通信<9435>です。ITバブル崩壊の象徴とも言われていますが、記録は20日連続ストップ安でした。
連続記録の前後を比べると、2000/03/30につけていた「78,800円」から、2000/04/27に「13,800円」と-82.5%になっています。
ストップ安があっても、20日で82%も下がってしまうんだね
1日でストップ高とストップ安を記録した銘柄も
2016年5月16日に、電子雑誌などを展開するブランジスタ<6176>が午前にストップ高をつけたあと、午後にストップ安になるという珍事もあります。
前日の終値が12,850円だったため、値幅制限は3,000円ですから15,850円をつけたあと、6,000円下がって9,850円になったということですね…。
ストップ高になってみんな冷静な判断をした結果なのかな
株式投資をおこなう際には値幅制限を知っておこう
値幅制限を超える注文はできないルールとなっており、もしストップ高やストップ安になってしまった場合は注文が成立しない場合もあります。
もしストップ安でも買いたくない人ばかりだったら、ストップ安の価格でも売れないことがあるってことね
値幅制限は投資家を守るために作られている制度ですが、数日で株価が2倍、3倍となることもありますし、逆の場合もあり得ます。
株式投資は売りを出すタイミングが一番難しいので、保有している銘柄がもしも値幅制限に直面した際は、一度ゆっくりと考えてから取引をおこなうようにしましょう!
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