投資信託(通称:投信[とうしん])や、ETF(Exchange Traded Funds) といったワードを聞いたことはありますか?
投資をやっている方は言葉くらいは聞いたことがあるかと思います。
「投資信託ってなに?」「ETFってなに?」「投資信託とETFの違いってなに?」と問われたとき(そんなことあるか分かりませんがw)にちゃんと違いを理解して答えられるようにしておいたほうがいいですよね。
「投資信託やETFに興味はあるけれど、その中身についてよく分からない!」という方に向けて、仕組みや違いなどについて解説していきます。
まず、投資信託とは?
投資信託とは、「投資家から集めたお金をまとめた資金を専門家が運用し、得た成果を投資家に分配する金融商品」のことです。
(画像引用先:投資信託の仕組み - 投資信託協会)
投資家は「運用を委託する専門家」と「投資する額」をそれぞれ選べます。運用そのものは専門家にお任せするので、投資の知識がなくても資産運用ができます。
投資家が購入する投資信託によって集めた資金をどこにどう投資するかが異なります。
そのため、投資リスクを減らすには商品選びを慎重に行う必要があります!!
投資信託では、まずは「銀行や証券会社などの販売会社が投資家向けに投資信託を販売」します。そして投資家たちは申込金という形で「販売会社に資金を預けます」。
投資家から集めた資金は、資産管理を担う「信託銀行に渡って管理・保管」されます。
運用会社は集められた資金を「どこにどのくらい投資するのかを信託銀行に指示」し、指示を受けた「信託銀行が株式や債券の売買」を行います。
運用の専門家は集めた資金を国内外問わず、債券や株式・不動産などに分散させて運用するよ!
お金を保管・管理しているのは信託銀行ですが、その資金の運用権限はあくまで運用会社にあります。
運用成果が出た場合はその収益を「信託銀行→販売会社→投資家」という流れで配られるという仕組みになっています。
投資信託の要は「資金の投資・運用を担う運用会社」ですが、投資家と運用会社との橋渡しを行う販売会社や、大切な資金の管理を請け負う信託銀行が、それぞれの役割を果たします。
そのため、投資家は安心・安全に投資することが可能となっています。
これが一般的な投資信託の仕組みです!
ETFってなに?
ETFは「上場投資信託」のことで、投資信託の一種です。運用会社がその資産を運用して、成果を投資家に還元するものなので、運用の方法としては投資信託と同じです。
しかし、売買の仕方などで投資信託と違うところがあります。
ETFは証券取引所に上場され市場において売買が行われています。そのため、市場が開いている間は、上場株式と同じようにETFの売買を行うことができます!
取引の仕方は上場株式と同様で、指値注文や信用取引を行うことができます。これも一般的な投資信託とは異なるETFならではの特徴です。
取引の方法は上場株式と同様ですが、ETFも投資信託ですので投資家に分配金が支払われます。
投資信託とETFの違い
手数料や信託報酬にも違いがありますが、シンプルにETFは上場しているためリアルタイムに価格が変動し、株式と同じように売買できますので株式のようだと理解してもらうのがいいです。
また、ETFは証券会社でしか扱われていないため商品数が少ないです。
ETFと投資信託では「どちらが優れている・劣っている」というのはありません。
どういうスタンスで投資をするか、あるいは両方を組み合わせるなどを考えてみるのも良いでしょう。
まずは投資信託とETFを理解して投資への第一歩を
あまり細かい違いを理解しなくても、指数に連動した商品は比較的リスクが低いので、まずは少額からはじめてみるのもいいでしょう。
ETFはよく短期売買に向いていると思われがちですが、実は長期投資に向いています。
特に分散投資をする海外ETFは長期投資にも向いていると考えられています。これは投資信託やETFに限ったことではないのですが「長期・分散」という考えで投資をおこなうことになります。
この点は、ぜひとも投資家のみなさんに意識してほしいと思います。
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