いろはにほへと

ファイナンシャルプランナーのブログです。

保険はどの順番で備えるのがベスト?ランキングも発表!

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言われるがママに民間保険に入っちゃダメな時代になりました。

でも実際、保険って分からないことだらけですよね。

 

「民間保険ってどれくらい入ればいい?」

「保険料を抑えたいけど優先的に入るべき保険はある?」

「掛け捨ての保険にいっぱい入るともったいない?」

「貯蓄性のある保険(終身保険養老保険)は入ると損?」

 

知識のある人(知識があると装っている人)の発言やアドバイスに流されてしまっていることが多いのではないかと思います。

 

限られた予算から『保険をどの順番で備えるのが賢いやり方なのか』を考えましたので、ひとつの参考として見てもらえればと思います。

 

 

基本的な考え方は公的保障の不足分を補う

「生命保険は公的保障があるから不要」という発信を最近よく見かけるようになりましたが、本当にそうなのでしょうか?

例えば、生命保険に置き換わる公的保障といえば、遺族年金になります。

 

国民年金または厚生年金保険の被保険者または被保険者であった方が、亡くなったときに、その方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。
遺族年金には、「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」があり、亡くなられた方の年金の加入状況などによって、いずれかまたは両方の年金が支給されます。
遺族年金を受け取るには、亡くなられた方の年金の納付状況・遺族年金を受け取る方の年齢・優先順位などの条件が設けられています。

日本年金機構

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-03.html

 

サラリーマンのように厚生年金保険料を支払っていれば、"遺族基礎年金 + 遺族厚生年金"がもらえますし、自営業・フリーランスの方で国民年金保険料を払っている方は"遺族基礎年金のみ"がもらえます。

 

いくら足りないのか把握する

生命保険の分野だけに限っても、厚生年金まで加入しているか国民年金のみ加入しているかで、家庭によって支給される金額が違います

自分の家庭では「誰が死亡すればいくら遺族年金が入るのか?」をキチンと理解し、保障は足りているのか?いくら足りないのか?というように考えていかなければなりません。

 

以下に遺族年金の簡単な図を書いてみました!

 

【遺族年金フローチャート

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国民年金のみ加入で子どもがいなかったら年間約80万円しか貰えないよ。絶対生活できない💦

 

この計算はインターネットで調べれば大体のことは分かるのですが、苦手な方はFP(ファイナンシャルプランナー)さんにお願いしてみるのもいいでしょう。

 

不足額を計算してくれた上で、必要な保障額を提案してくれます。

 

保険屋さんと繋がっている場合は、具体的な保険商品をオススメしてくることがありますが、その場で契約するよりも一旦持ち帰ってご自身で調べてみるのが良いですね!

 

生命保険・医療保険は公的保障の不足分を補う

生命保険は、さきほどのように遺族年金から不足分を算出しましょう。あとは医療保険です。

公的な医療保障は国民健康保険労災保険です。例えば保険証を見せれば負担額が3割になるといった保障ですね!

他には、傷病手当金や高額療養費制度、出産育児一時金介護保険制度などがあります。

 

これらは制度が複雑だね~

 

よくインフルエンサー(笑)が「高額療養費制度があるから医療保険は不要!」と発言しています。これはあくまで高額な医療費に対して個人の負担上限を設けるもので、医療保険が不要と言い切れるものではありません。

 

よく考えてみてください、医療費の負担が月10万円が上限になっても収入が減ると生活できませんよね?生きていれば医療費の他にも住居費や光熱費などの生活費が掛かります。

 

生命保険と合わせて、公的保障で医療保険がどれくらい不足しているか確認しておきましょう。

 

貯蓄で補うという考えはアリなのか

「貯蓄で補えればOKでは?」という考えの方も多くいると思います。私自身の意見としてはこの話は「人による」と考えています。

 

発生した不幸(死亡・ケガなど)に対して、貯蓄を取り崩しながら生活を立て直せる自信のある方、もしくはその覚悟のある方であればOKです。

 

身内を失った不幸にプラスで経済難に陥る不幸のダブルパンチに耐えられない、そもそも貯蓄が難しいといった場合は保険に入りましょう。

 

生命保険についてもう少し詳しく知りたい方へ

生命保険について説明しているページがありますので、合わせて読んでみてください♬

www.irohanihohetooo.com

 

損害保険は必須

損害保険は必須と考えています。

ただ、損害保険は広義です。医療保険も損害保険に含めることもありますが、ここで言う損害保険は自動車保険などの損害賠償請求が発生するものや火災保険など、補償が高額になるケースを指します。

 

これらは、発生確率は低いものの補償額が高額です。貯蓄でまかなうのはほとんど不可能です。

そのため、自転車に乗るなら自転車保険。自動車に乗るなら自動車保険(任意保険)。といったように加入しましょう!

 

ランキング発表の前に!民間保険に入るときに気を付けておくこと

こちらも合わせて読んでみてください♬

www.irohanihohetooo.com

 

保険はどの順番で備える?

前置きのようなものが長くなりましたが、保険はどのような順番で備えるのが良いのでしょうか。

 

個人的見解を述べますので異論は受け付けます!

 

1位:損害保険(必須!)

2位:公的保障で大きく足りない箇所の「医療保険」(できれば終身)

3位:終身生命保険・個人年金保険など、貯蓄性のあるもの

4位:貯蓄で補えるかもしれないけど、生活が苦しくなるリスクを減らせる保険

5位:変額保険

 

この順番が無駄が少なく、リスクに備えられると考えています。

 

1位:損害保険(必須!)

言わずもがなです。

 

2位:公的保障で大きく足りない箇所の「生命保険・医療保険」(できれば終身)

基本的な考え方として「公的保障の不足分を補う」と説明しました。

終身で持ちたい理由としては、一生涯保障が欲しいためです。公的保障で大きく不足している部分は、今後も公的保障が大きく手厚くならない限りは、大きく不足するからです。

 

一生涯保障が欲しいなら、定期で持つよりも終身で持ったほうが保険料は安くなります

 

独身の方でも医療保険はつけておきたいところです。若いうちは保険料が割高になるので、終身は「できれば」という表現にしました。

ただし、高額な死亡保険金の保障は終身で持つことは難しいです。持ち家の場合は団体信用生命保険でまかなうのもひとつの手ですね!

 

3位:終身生命保険・個人年金保険など、貯蓄性のあるもの

3位と4位は迷うところなのですが、貯蓄性のある保険を3位としました。理由はいざという時に取り崩せるからです。

 

貯金と似てるってことだね

 

終身の生命保険や個人年金保険では、契約内容にもよりますが「契約者貸付制度」というものが使えます。これはすでに支払っている保険料の一部を借りられるというものですので、万が一のときは有効活用したいですね。

 

【契約者貸付制度についてはこちらからどうぞ】

www.irohanihohetooo.com


 

4位:貯蓄で補えるかもしれないけど、生活が苦しくなるリスクを減らせる保険

「契約者貸付制度は使いたくないなぁ…」

「ケガしたとき、貯蓄で補えるかもしれないけど、生活が苦しくなるのは嫌だ」

といった人におすすめなのが「就業不能保険」です。

 

人によっては優先度が高く、2位にランクインするかもしれません。ケガや病気で働けなくなったときの生活費の不足を補うことができます♪

終身の生命保険や個人年金保険を貸付or解約すれば一時的に凌げるため、4位としています。

 

5位:変額保険

5位にランクインさせたのが変額保険です。保険といっても掛金は株式などの投資資産の購入に充てられるため、解約返戻金や満期保険金が運用成績によって変動します。

なので変額保険と言います。

 

「老後資産形成でリスクを取ってもいいかな」

「つみたてNISAやiDeCoもやっているけどもうちょっと何か投資したい」

といったような資金に余裕のある方はオススメです!

 

保険商品のため、保障もあります!

商品によっては「保険料払込免除特約」が使えるものもありますので、魅力的です♪

 

【保険料払込免除特約についてはこちらからどうぞ】

www.irohanihohetooo.com

 

おわりに

今回は保険について書いてみました。私自身は保険の募集人ではありませんので、実際に保険を売られている方からしてみれば違った意見が出てくるかもしれません。

保険の本質を見失わないように、適切に選んでいきたいですね♪

 

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