今回は【貯蓄型保険】について。
生命保険の中にも種類が分かれており、大きくは掛け捨て型と貯蓄型に分類されます。
その中でも今回は貯蓄型保険について掘り下げていきます!
※ここでいう貯蓄型保険は養老保険(学資保険)、終身保険、個人年金保険などをまとめて貯蓄型保険と呼んでいます。
貯蓄型保険とは
まず貯蓄型保険について掛け捨て保険との違いを簡単に説明します。
分かる人は読み飛ばしてもらってもかまいません。
以下に貯蓄型保険の保険料と保険金、解約返戻金の関係を図に表しますので、イメージしてみてください。
【貯蓄型保険代表の養老保険さん】
このように、満期が30年の保険でも途中解約時に解約返戻金が戻ってくるのが貯蓄型保険の特徴です。
掛け捨て保険にはこの解約返戻金というものがありません。
この解約返戻金かあるかないかが、掛け捨て保険と貯蓄型保険の違いです。
使い方次第!貯蓄型保険は上手に付き合おう。
それでは貯蓄型保険について掘り下げていこうと思います。
・生命保険に貯蓄型保険を活用すべき?
・資産形成で貯蓄型保険を活用すべき?
・貯蓄型保険の上手な使い方
このような流れです。
生命保険に貯蓄型保険を活用すべき?
生命保険で貯蓄型保険を活用するケースといえば終身保険になります。
生命保険というのは人生のステップに応じて保障内容を組み替えていくものですので、すべての保険を貯蓄型保険にしてしまうと身動きが取れなくなってしまうのでオススメしません。
保障内容が明確になっている掛け捨ての生命保険に加入しておいたほうがシンプルでわかりやすいかもしれませんね。
資産形成で貯蓄型保険を活用すべき?
「保険は保険、貯蓄は貯蓄で分けましょう。」
よくこんな声を耳にします。
貯蓄性のある保険はあくまで「生命保険」と考えます。万が一のことがあっても確実にお金が貯まるという保険と考えましょう。
貯蓄性のある保険は「保険で投資する」という目線で考えないようにしましょう。
このあたりが大事です。
保険を使った資産形成のメリットは
- 資金拘束されるので途中で当てにしにくい
- お金が必要な時期に満期を迎える
- 満期を迎えたときにリーマンコロナ級のショックが来てもリターン保障
「子供が産まれたので教育資金を貯めたい」という目的であれば、教育資金に回すお金をすべて株式などのリスクの高い商品購入のみに充てるのは危険です。
資産形成に貯蓄型保険を活用する場合は、明確な出口戦略を立てておくことが前提になります。
近い資産防衛に貯蓄型保険を活用し、遠い資産形成には貯蓄型保険は使わずに投資商品を活用するなど、うまく付き合っていきましょう!
貯蓄型保険の上手な使い方
貯蓄型保険はうまく使えば便利です。
ここでは2つの制度について紹介します。
生命保険料控除
生命保険料控除という名前ですが、生命保険以外にも介護医療保険、個人年金保険に控除枠が設けられています。
もちろん、貯蓄型保険にも生命保険料控除は使えます。
この控除というのは所得から控除される金額のことです。(あくまで保険料や税金が直接控除される金額ではないため注意してください。)
最大12万円所得金額から控除されますので、加入状況によりますが数1000円~1万円程度の節税になると思っておけばよいでしょう。
契約者貸付制度
もうひとつが契約者貸付制度です。貯蓄型保険に加入していれば、この契約者貸付制度を使うことで、急な出費に対応することもできます。
これは解約返戻金から借りることができますので、保険を解約せず、借入時の審査もありません。
詳しくは下記で解説しています。
まとめ
貯蓄型保険は使い方次第。単純に「投資よりも期待リターンが低いから使い物にならない」と選択肢から外してしまうのはとてももったいないです。
近い将来の資産防衛には有効な手段ですし、生命保険料控除で節税ができます。さらに、契約者貸付制度がいつでも使えるという安心感を備えておくこともできます。
これらのキーワードを頭に入れておきながら貯蓄型保険も検討してみてはいかがでしょうか。
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