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民間の生命保険・医療保険に入る前に気を付けるべきことは?

 

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『日本人は保険好き』と言われています。

考え方にもよりますが、保険は不幸のギャンブルということもあり、掛金に対してのリターンは100%を切ります。

(保険会社のマージンが入るため当然ですが…)

 

ただし、必要な保険に入っていなければ大変なことになってしまいますし、不要な保険に入っていればムダな保険料を払い続けてしまいます。

今回は、民間の生命保険・医療保険に入る前に気を付けるべきことを紹介していきます。

 

この記事は5分くらいで読めるよ

 

保険不要論は鵜呑みにしないで!

保険はいらないと謳っている人も時々見かけるのですが、それは自分の資産でリスクに備えることができる人だけです。

逆に言えば、持っている資産でリスクに備えられるのであれば保険は要らないということになりますね。

 

例えば自動車保険の場合では、車で事故を起こして死亡させたしまったり、物損をしてしまった場合に損害賠償を払うことができないため、保険でまかなう必要がある。

だから保険に入るということになります。

 

保険に加入するかどうかは『持っている資産でカバーできるか』をまずは基準としてください。

 

公的年金社会保険について理解しよう

持っている資産でカバーできなくても、国の制度である公的年金社会保険の保障内容である程度カバーすることができます

まずは国の制度を理解することが大事です。

 

3つの公的年金について

『年金』といえば老後にもらえる年金(老齢年金)を思い浮かべると思いますが、公的年金には『老齢年金』『遺族年金』『障害年金』の3つがあります。

障害を負った場合や遺族をなくした場合にも年金がもらえるということですね。

 

細かい受給条件や受給金額などは割愛しますが、遺族年金や障害年金は現役世代でももらえますので、こういった制度があることだけでも理解しておきましょう!

 

社会保険について

社会保険にはさきほどの公的年金も含まれるのですが、他にも健康保険や介護保険雇用保険労災保険があります。

この社会保険には生活の中に潜むさまざまなリスクである『病気』『怪我』『加齢』『介護』『失業』『労働災害などに備えられます。

 

民間の生命保険や損害保険と異なり、一定の要件に該当する人ならば、社会保険に加入できます。

国民がお互いに助け合う『相互扶助』が理念。多くの人が加入して母集団を作ります。その中でリスク分散が図られています。

 

高いと思っている社会保険料も、たくさんのリスクから守ってくれるんだよ

 

持ち家は保険代わりになるって本当?

持ち家が保険変わりになると聞いたことがあるかもしれません。これは半分本当ですが、半分間違いです。

 

まず、持ち家を保険代わりにするには住宅ローンを組むことが前提となります。

例えば、万が一に住宅ローンの支払者がなくなった場合、残りの住宅ローンをチャラにしてくれるという団体信用生命保険(以下、団信)というものがこの保険(生命保険)代わりになると言われている保険です。

 

ただし、この団信は死亡のリスクには備えられるのですが、入院で収入がなくなった場合などのリスクに備えられるとは限りません。特約をつける必要や、対応していない場合もあります。

半分間違いというのは『すべてのリスクに備えられる万能な保険ではない』からなんです。

 

団信は、住宅ローンの金利に上乗せされる形の保険だよ

 

民間の生命保険・医療保険に入る前に気を付けるべきこと

では、民間の保険に加入する前に気を付けることはなんでしょうか?

ここまで読んでくださった方はなんとなく分かって頂けていると思いますが、ズバリ、

 

『備えたいリスクに対し、どこまで社会保険でカバーできているか把握する』

 

です。

社会保険で十分リスクに備えられるのにも関わらず、民間の保険に入ってしまえばそれだけムダな保険料を支払うということになりますね。

保険に加入するかどうかは『持っている資産でカバーできるか』を基準とするのがキホンですから、社会保険で支払われる保険料で十分カバーできるため民間の保険は不要ということになります。

 

社会保険をベースに考えるのがキホンだよ

 

民間の保険会社の営業マンは、民間保険については説明してくれないことが多いので、自分でしっかり調べておくことが大事です。

また、住宅ローンを組んだ場合など、必要な保障内容はライフイベントによって変化していきます。

常に自分たちにとって必要な保険はなにか、見直すクセをつけることも大事です。

 

必要に応じてFPに相談することもオススメ!

 

今回は、以上です。